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3畳スペースのシャワーブース増築リフォーム
《埼玉県 深谷市》 |
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三方向を外壁に囲まれたスペースに3畳のシャワー室兼用洗面脱衣室を増築しました。
コストを掛けない工夫を取り入れる為に床組みは枠組み工法用の構造材を使用してあります。
複雑に絡み合う屋根を一つに繋ぐ作業は見ものでした。
【リフォームした場所】
3畳分の増築、シャワーユニットの設置、洗面化粧台の設置及び給湯器の取り付け、出入り口扉の交換。
施工DATA
■築年数/80年
■施工金額/1,170,000円
■施工日数/14日
■構造/軸組工法
■施工部位/シャワーユニット増築
■コーディネート/砂賀 淳 |
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Before |
After |
縦に長い中庭のスペースの一部にシャワー室を設けました。
母屋からの出入りと中庭からの出入りを考慮してご家族様だけの実用的なスペースの完成です。
複雑に絡み合う屋根を箱樋で繋ぎ板金で雨仕舞を行うらたちを採用してあります。
基礎を必要としない構造材を使用してありますので床下もスッキリです。
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まずは戸袋を解体して建物をつなぐ柱を見つけます。
その後に乱雑に飛び交う電気配線をひとつにまとめる作業を行い、同時にエアコンの室外機も移動させます。
とにかく現場のサイズに合わせる事が先決ですので、
組み上げながら納まりを進めていきます。
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この屋根をつなぐ作業がひと苦労です。
4枚の向きの異なる屋根をどうやって繋いでいくか・・・
色々な案を考えましたが、
軒先の高さが近い事を考慮しますと箱樋でつなぐ事が一番効率的だと判断しました。
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1間以内の間隔ですので防腐処理を施した構造材を使用して、
床下を出来るだけ空間にしてみました。
母屋の床下換気を考慮しますとスッキリした形が一番メンテナンスにも有効ですからね。
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床下の根太間にはしっかりと断熱材を充填していきます。
床の仕上がり高さを母屋と合わせる為の微調整を繰り返しながら、
シャワーユニットが据え付けられるスペースと床組みを構成していきます。
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箱樋でお互いの軒先をつないだ様子です。
発想の転換が必要な事案だと実感しました。
リフォームはその現場でベストな納まりが違う事から、
適切なアドバイスと指示は必要不可欠ですね。
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繋いだ屋根の板金処理中です。
施工ヶ所が狭い為にほとんどが現場合わせでの対応となりました。
やはり激戦です。
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雨仕舞の心配がなくなりましたら次に壁を起こしていきます。
区画が出来上がるとお部屋らしくなってきますね。
壁の次は天井を組んでいきます。
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内部の下地が出来上がると同時に電気配線と水道配管の先行工事になります。
狭いスペースに必要な設備準備が整ってきました。
この段階で仕上がり壁に取り付ける下地を施工していきます。
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先行配管が完了しましたら次は断熱材の充填です。
壁や天井にしっかりと100mmのグラスウールを施工していきます。
サッシ枠も取付られましたので、そろそろ戸締りが出来ますね。
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室内ではシャワーユニットの据え付けが行なわれています。
床を設置してから壁を起こした状態ですね。
思った以上に大きなスペースが必要でした。
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シャワーユニットの据え付けが完了しましたら、
いよいよフローリングの施工となります。
開口部分や母屋の接続部分の高さを事前に考慮しておりますので、
しっかりとバリアフリーが実現しました。
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クロスの下地となるプラスターボードも張り終わり、
廻り縁や巾木などの化粧見切りも施工完了となりました。
リフォーム工事もいよいよ最終段階です。
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パテ処理中の画像です。
ビス穴やボードのジョイント部分を平坦に均していく作業を行っています。
クロスの出来栄えはこの処理が大きく関与しますので気は抜けませんね。
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クロス施工完了です。
照明器具も新しくなりました。
何もなかった空間にお部屋ひとつ増えました。
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After-1 |
After-2 |
シャワーブースと洗面化粧台の据え付けを行いました。
第二の洗面脱衣室の出来上がりです。
室内には洗濯機も設けられ、中に出入りできる動線がうれしい配置となっています。
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シャワーブース完成。
シングルレバーの水栓で温度調節も簡単です。
収納にも困らないようにコーナー収納棚を設置しました。 |
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給湯器の設置も完了しました。
室内のリモコンももちろん新品です。
試運転も行い、すべての水廻りにお湯が循環するようになりました。
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洗面化粧台の設置完了。
幅は600mmとコンパクトですが機能は十分に発揮できます。
勿論、
鏡には収納可能なタイプを採用してありますので、細かいものもスッキリできますね。 |
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